頭皮の【静菌】環境を守るヘナ トリートメント
 

熱帯の手つかずのジャングルでは、天文学的数の多様な生命がバランスを保って共存しています。

それを可能にしているのが[静菌 = バランスの良い還元優勢環境]です。

頭髪の清潔を保つことも同じです。

頭皮や髪の【静菌環境】を保つことが大切です。


植物は自らの細胞組織を守る免疫機能を持っています。

害のある生命体や外部の毒素を取り込まないよう防衛する自然のバリアです。

人類は古くからそのような機能を持つ植物を見極め、心身を清浄に保つ植物を慎重に選びました。

 

自然素材の効果は【静菌】が基本です。

ゆっくり穏やかに作用します。

●呼吸器系 ●消化器系 ●経皮系。

わたしたちの身体は外界とつながる3つの接点を持っています。

それぞれに二重三重の防御作用が働きます。

しかし、その中で最も自覚感覚のない系が●経皮系です。

 

現代人の髪や頭皮は大量の化学合成物質に曝されています。

一言で言えば、酸性環境。

酸性環境を好む微生物ばかりが繁殖します。

毎日のように強力な合成界面活性剤を使い続ければ、髪や頭皮に共生する有効微生物は常に生存の危機に晒されます。

本来、微生物の力を借りて角質代謝を行っているメカニズムは壊れてしまいます。

かといってシャンプーを止めてしまえば酸性環境は一段と悪化します。

 

朝も夜もシャンプーしないと不潔(臭いや汚れが目立つ)なのは、頭皮が(酸化 = 汚れ)ている証拠です。

自然なバランスが保たれていれば低刺激の自然素材のせっけんで軽く洗い流せば充分です。

もちろん発汗が活発になる夏場や運動後の洗浄は必要です。

しかし、本当に髪や頭皮が健康なら2〜3日洗わなくとも臭いが目立つことはありません

 

化学合成界面活性剤(シャンプー・リンス・コンディショナー)は髪や頭皮の酸性化を促進します。

低刺激性自然素材のせっけんなら作用はずっと穏やかですが、どうしてもせっけんカスが残る欠点があります。

せっけんには髪や頭皮を【静菌】状態に保つ働きはありません。

そこで、古代の人々はヘナによるトリートメントを発明しました。

 

ヘナが自らを守る植物免疫成分は、人間の髪や頭皮を酸化から守る天然バリアです

 

石鹸カスが残ったままでは皮脂汚れや共生微生物の排出物の汚れが残ります。

そこで月に一回か二回、ヘナで隅々までクリーニングします。

ヘナは頭皮と髪の表面、角質の窪みやキューティクルのスキ間、隅々の汚れを強力に吸い付けホールドします。

合成界面活性剤とは違い皮下への浸透は一切ありません。

共生微生物には無害ですから角質の生まれ変わりを妨げません。

ペースト状にしたヘナを塗布して1〜3時間(最低1時間)トリートメントします。

あとは乾いたヘナをキレイに落とせば完了です。

洗い流さず、そのままブラッシング仕上げでも問題はありません。

ヘナは微粉末、自然素材ですからそのまま排水しても問題はありません。

 
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