自然界は【静菌】環境です。
熱帯雨林気候は一年中雨期。
もちろん、雨が一日中降り続く訳ではありません。
熱帯雨林気候のうっそうとした森の中は湿度90%。
大抵の人はジャングルは、ジメジメ・ネチョネチョだと思っているようです。
何せ湿度90%超、気温は30~33度。
足下はぬかるみ、トゲの在る植物に露出した皮膚を切られ、頭からアリが降ってきます。
油断をすれば毒蛇に噛まれ、運が悪ければ未知の病原菌に侵入されるかもしれません。
もし、このイメージが本当なら、熱帯に人間は住めません。
かつての少数民族がひっそりと暮らしてきたとは言うものの、余りの自然の過酷さに絶滅するでしょう。
意外なようですが、本当のジャングルは呆れるほど快適です。
気温33度、湿度90%以上でも全然サラサラしています。
何故でしょうか?
その秘密は、水が超微細粒子、加えて、プラス1に対してマイナス1.2の理想的なイオンバランスがたもたれているからです。
ひと掴みの土に数兆もの微生物が生息するバイオマスの宝庫。
どの生き物も、それぞれの生存領域を分け合って共存しています。
お互いに抑制し、過度に増殖せずにバランスを保っています。
これが【静菌】環境です。
手つかずのジャングルは例外なく【静菌】環境です。