マインドオブジアース国内第一の拠点
長野県佐久市春日にある「やさいの森」を営む農家の石川さんと共に、持続可能で循環する活動をしていきます。
具体的な活動はこれから決めます。
耕作放棄地の有効利用、増える空家への対応、自然と人との境界線となる里山の管理、有効利用など地域で必要とされている事とうまく絡ませながら決めていく必要があります。
昨年の12月中旬、恒例のやさいの森の忘年会に参加させていただきまして、空いた時間で拠点の打ち合わせをしました。
その後はメールでのやりとりでしたが、どのような拠点、活動にしていくかを決定しましたのでおしらせします。
拠点デザイン
漠然と考えている、こうしたい、こうなりたいというモヤモヤを石川さんとの話し合いと文書化によって整理し、いくつかのキーワードを絞り出しました。
1、問題意識
2、持続可能
3、バランス
4、実現性
5、楽しむ
6、危機に備える
7、think global act local
8、循環
1、問題意識
その拠点で、関わるメンバーが取り組みたい問題、解決したい問題は何か。問題からするべき活動を考える。身近なところから遠いところまで、新しい情報にも意識を置く。
目的意識の共有が大切で、密なコミュニケーションが必要。また表面的な問題から本質的な問題に昇華させていく、「メタ思考」をトレーニングすることも大切。
「個人的な意識の世界」を超えて、「集合的な意識の世界」、「集合的な無意識の世界」、「超時空的な無意識の世界」などについて最先端の量子物理学で解明されてきていることもありますが、意識・場の状態管理も大切になってくるだろうと思います。
2、持続可能
関わるメンバー、拠点周辺に負担がかかり継続できないということにならないようにしなければならない。その活動が自然環境、地域環境、循環の中で持続可能であるか。
その持続可能性をどう担保するかは重要なテーマ。
3、バランス
今を生きるため、家族を養うため、拠点を維持するためにはお金も必要になる。活動の中に収益のための活動も必要になるが、他要素とのバランスをとることは大事。少ない仕事量で多くを得る、自然界の仕組みが理想的。
バランス感覚は人それぞれなので確認し合う必要があります。
4、実現性
将来に見据えたビジョン、目標に向かう活動かどうか。
多くの問題は、段階を経て解決に向かうことで、無理なく新しい問題が発生しないよう徐々に慣らしながら解決に向かう。対処療法的なその場しのぎではなく、問題の真を理解し、持続可能で負担の少ない方法を選ぶ。
5、楽しむ
マインドオブジアースの活動は志願活動で、職業ではない。会費、会合、義務も一切ない。(活動によっては責任や義務が発生するが、その有無は選択できる。)やりたくなければできないし、楽しくなければ続かない。拠点や活動を出たり入ったりすることも、できた方が楽しい。
6、危機に備える
経済破綻、戦争、食糧問題、自然災害から、老後の生活、病気や怪我の心配まで起こりうる問題に備える。問題だらけの世界経済、金融システムからは距離を置き、同じ過ちを繰り返す縦型の権力構造、階級社会には組み込まれずに、大きいものに頼らずに危機に備えるにはどうしたらいいか。
心を失わずに、横のつながりを持ち、次世代につないでいく。
7、think global act local
世界はたくさんの地域からできていて、地域で世界を意識して活動することは、世界で活動することにつながるはず。また、他の地域の問題にも目を向ける。
有機的なネットワークができれば、相乗効果で進展していく事も可能。
8、循環
マインドオブジアースの目的の一つは、循環を見守る能力を持つ人を育てる事。目に見えるものには限りがあり、それが全てではないことは周知の通り。目で見えない循環という環(和)を感じ取る能力は、それが壊されたところでは育ちません。ここでいう循環は単なる自然循環にとどまらず、例えるなら5次元、6次元の世界まで含めた循環。
頭でわかっている循環(落ち葉が土に還るなど)と感性でわかる循環(気やエネルギー、空気や波動)と他に、知らない感じないこともあると思います。その場に長くいることでわかる循環もあるかもしれません。5次元6次元と言ったのは、精神世界や未知のことも含めて。
以上が拠点デザインを構築するエネルギーとなり、これから実体的に成っていきます。必要によって流動的に変化もするでしょう。
今後の展開
今月の7日から二度目の打ち合わせを予定しています。活動内容や大まかなスケジュール、予算などを決めていきます。
そのスケジュールを元に私は東京から長野に拠点を移し、基本常駐しながらやさいの森のお仕事をさせていただきつつ、マインドオブジアースとしての活動もしていきます。将来的には移住する事も決めています。
フィリピンの拠点、長野の拠点と行き来する事になります。将来的には東京にも拠点をおきたいですが、私がそこのメンバーになるか、オフィスのような実体を持つかどうかその辺りは未定です。東京など人が集まる場所に拠点が欲しいのは、自然循環はなくても人の循環は強いからです。
そういった個性の違う拠点同士が連携し合えば、相乗効果で展開していく事も可能です。ぜひ連携し合いましょう。
メンバーの方には拠点訪問を勧めてきましたが、ようやく国内に拠点ができましたのでまだ始まったばかりではありますがよかったらお越しください。時期や条件によっては要相談の上に日程など調整する必要がありますが、マインドオブジアースは常にメンバーを歓迎します。
やさいの森については過去に記事を書いているのでご参照ください。