Mind Of The EarthPhilippines

現地の報告

帰国して1週間は雨の中、だんだん寒くなり気がつけばもう12月後半。

何してたかというと、バイトしたり遊びに行ったり(徳島、長野、丹沢山系、三浦半島など)、家族の用事があったりしていました。国内拠点の打ち合わせも長野の方で進めてきました。

毎度帰国後はすぐにパソコンに向かえないのですが、今回はいつも以上に遅くなってしまいました。

以前に、

今回は、サントトーマス、ビロッグビロッグでの畑作業ならびに家畜の世話。

マニラ、サントトーマス、バンコンカホイ(バナハウ)、準備地チャオンでの打ち合わせ。

マカレロンで米の再スタート、拠点の撮影。

ビロッグビロッグでバボイのエリア拡大。

サントトーマスに冷蔵庫とホームワイファイ。

といった内容が予定としてあります。

ということをお知らせしたのでまずそれについて報告です。

ビロッグビロッグのバボイエリア拡大については、完成は見ずに帰国となりましたが目処はつきました。また完成の報告をしたいと思います。

冷蔵庫とホームワイファイは今回は見送りました。理由は、購入後の維持費に対して保証がないことと急ぐ理由もないということで、より緊急性の高いところに予算を回しました。

マカレロンの拠点、米の再トライはうまくいきました。マカレロンの拠点の主メンバーであるメルジュンさんと家族、兄弟の方々で大事に栽培してくれています。拠点の撮影は時間の関係もあり見送りました。

昨日(12月23日)連絡があり、マカレロンの米は穂がついたそうです。このままいけば2ヶ月半で収穫ということになります。日本の倍速以上、雨もあり時期も良かったのかもしれません。

打ち合わせは予定どおりでき、今後につながる良い話し合いができました。詳しい内容については今後の進展に合わせて触れることがあると思いますのでここでは省略させていただきます。

最後に、作物や動物について。

パパイヤは順調です、育苗から4か月5か月のパパイヤを見ることができました。早いものは花をつけ、小さな実も付いていました。遅いものはまだ植え替え直後のものもあり、生育はバラバラですが収穫期間が長いのであまり影響はないと考えています。相変わらず病気が出ていましたが、深刻な症状は稀でどれも回復が見込める程度です。株数は約730。栽培面積も株数も前回の2倍です。

その他の作物では、ナスとチリがパパイヤの株間に植えられています。ナスはまだ収穫期間が始まったばかりですが、育ちが悪く、今回は自家用として食べただけでした。チリは去年のものが老化してしまい、製品にはならず。新しい株が段階的に植えられています。一番最初のものは12月中に収穫ができるでしょう。前回6月に植えた野菜のうち、枝豆、インゲンは少量ですが食べることができたそうです。オクラ、サツマイモは今回が収穫期間だったのですがオクラは種取り用、サツマイモも同じく種芋(茎)として使うようになりました。

昨日(12月23日)の情報では、ナスやチリはコンディションを取り戻し、ある程度のインカムも期待できそうでした。また、滞在後半で種まきをしたオクラも順調に成長していました。しかし、畑を任せていたロディさんが失踪してしまい、いつ帰ってくるかも不明な状況と聞かされました。正直かなりピンチですが私にはなす術なし。

バボイ(黒豚)は30匹を超えました。滞在期間中に2回出産があり、最初の赤ちゃん豚は8匹。後が11匹。しかし、最初の赤ちゃんは全滅、原因は母豚のノーケア。11匹の方は8匹が生き残りました。母豚と赤ちゃんを個室に入れ、他と隔離することができれば生存率は上がるかもしれません。今後の課題です。

その他の動物は、現状維持といったところです。ヤギは年に3匹くらいは増えています。

放し飼いの鶏は一定数から増えません、理由は外で人に盗まれているから。

ゲストとしてきてくれた方々は初めてのフィリピンを忙しくも楽しんでくれたようで、無事に終わることができました。また来たいという言葉、また来てという言葉が交差し、それぞれの未来が少し変わった数日間でした。

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