KasugamakotonouenMind Of The Earth

待ちに待った雨と

春日に来てから2ヶ月が経ちました

今年の夏は暑くなるそうです。近頃は局所集中の雨が自然災害になり、毎年それが悪化してるようにも感じます。降るとこには降るが、降らないとこには降らない。梅雨らしい梅雨に戻る日はくるのか。

私の畑の方は作物によって順調なものそうでないものとありますが、全体的にはいい感じです。

ダメだったものは、

「里芋」いつの間にか獣に食べられた跡を残して消え去っていました。(泣)足跡、掘り返した跡、ふんを残していった獣の正体は謎のまま。

神田小菊:日本南瓜」いつまで経っても発芽しないので掘り返してみるとタネがない。おそらく鳥かネズミかわかりませんが運び出された模様。

ときわ地這い:きゅうり」まだ寒い4月から温床(ヒーターを使って発芽、育苗する)で育苗していたものを5月の半ばくらいから畑に定植(育苗していた苗を本植えする)していたのですが、気温が低い日もあり最近まで新芽も伸び悩み葉が黄色くなって来ていました。今は少しずつ回復してます。水も足りなかったみたい。

クレソン」おそらく土が乾きすぎていたために発芽しませんでした。雨の後で遅れて発芽するかも。

他のものは順調にきてるように見えます。雑草も順調に成長。一度大きく草刈りもしました。積んだ刈り草には米ぬかを振ってウネの脇に放置、微生物による分解と作物の栄養になればなと思ってます。

黄色がかっている胡瓜

花豆

私個人でやっている畑とは別の畑もこの間に動き始めました。

マインドオブジアース春日の活動の一つとして、花豆を作ることに決まりました。花豆は昔はきれいな赤い花が咲くため鑑賞用でしたが、高冷地ではサヤにしっかり豆が入ることがわかり栽培が始まりました。標高800m〜が適地と言われ、原産はメキシコの高原地帯。

温暖化、気候変動など環境の変化に敏感な花豆を栽培することで、それを考えるきっかけにもなります。また、昔から竹の支柱を組んで地域で栽培されており、販売数はわずかですが特産品です。

盛夏に真っ赤な花が咲き、葉の緑と空の青と雲の白とのコントラストは鮮やかでひまわりのようなインパクトがあります。地域の景観として、耕作放置地などに広げたいとも思っています。

今年は栽培方法の実験と次回の種用、花豆を使った料理やお菓子作り、お土産用、販売用として来年につなげていきます。来年以降はイベント化し、竹を組んでアーチ作りと種まき(5月末〜6月頭)、花見(盛夏)、収穫(9月中旬〜10月頭)と年3回畑で皆んなで作業できたらいいなと思っています。

紫花豆という種類

田植え

就農して2年目を迎える、「誠農園」の加藤さんの田んぼで恒例の手植えに参加してきました。

加藤さんとは2017年に「やさいの森」で出会い、その時すでに就農希望(私もいちよ就農希望)で、その後、卸の八百屋で経験を積み、自然農法センターで1年間研修を受けたのち、2019年から就農されました。すごい早くてみんな感心しております。

田んぼ、畑はどちらも八ヶ岳の麓、佐久穂町にあります。今回田植えをした田んぼは佐久穂インター(最近新しくできました)を降りて5分くらい。標高は800mくらいでコシヒカリが作れる上限とのことです。

標高850mの田んぼではあきたこまちを栽培しているそうです。今年は田んぼは5枚、広さはだいたい6反。畑は標高800mの方に8枚あり、広さはだいたい8反。

広さの単位:1反(たん)=10a(アール)、1a=100m²となります。なので加藤さんの田畑の総面積は14反で1.4ha(ヘクタール)となります。

お米は除草剤、農薬を一切使わずに栽培しています。作業量、質ともに高いレベルを求められる栽培方法です。

畑ではズッキーニと今年はニンジンも作付け。どれも有機栽培で無農薬無化学肥料。

去年、お米を買わせていただき家族で食べる機会がありました。1年目からとても美味しいお米で、皆んなで味わっていただきました。今年も無事に収穫にいたり、食べられることを願っています。

雨のため1週間延期した田植えは6月6日に行いました。大人7人と5歳の子が1人。9時集合で間休憩もとりつつ12時半くらいには終わりました。はだしになって手も足も泥にまみれての作業、それだけで楽しい気分に。

機械でやれば30分でおわる作業ですが、あえて遠くから足を運んで泥に入って手で植える。時々この手植えにハマる人がいますがその気持ちがよくわかりました。ここら辺では田んぼは春先から徐々に準備され、水が入り、5月中旬頃から徐々に田植えが行われ、さらに水を入れて苗も育って夏を迎えます。「誠農園」では手刈り収穫の体験も恒例になりつつあります。米作りの体験、農、畜、水産もそうですが子供の食育にもなりますね。

その後は近くの「ゲンデル公園」(正式には元気が出る公園)へ行きお昼を食べながら親睦。走り回ったり、斜面を滑ったりいろいろ遊べて、大きな遊具もたくさんあるので子供に人気があるみたいです。

「誠農園」のお米は注文いただければ購入できますので、2020年新米ご希望の方はご連絡下さい。

品種: あきたこまち、コシヒカリ(玄米、精米どちらかお選びください。)
価格: 時価になるので収穫が間近になる頃に再度更新します。
時期に関係なく、このHPもしくはアツミ宛にメッセージで連絡先をいただけたら優先的にやり取りさせていただきます。
元気が出る公園

それぞれの歩み

メンバーの方々、関係者の方々、私個人と面識がある方々、そうでない方々と見てくださっているかと思います。1人1人がそれぞれの道を歩いていますね。正しいとか間違いとかはなく。何を思うか、重んじるか。誰かと一緒になったり、誰かと別れたり。泣き笑いしながら。

人を尊重したい。自分も大事にしたい。困ったときはお互い様は人の為ならず。とはいえ自分も困り事がある。人の強さと弱さが見え隠れする世の中でまっとうに生きるのは簡単ではないですね。時に妥協することもやむおえない。

マインドオブジアースの活動は個人の自由な意思で動いています。

自由には、平等と博愛が伴わなければ間違いが生じます。同じく、平等には自由と博愛が。博愛も然り。

方法は違えど方向は自然に似てくるでしょう。しかし、コロナ渦の只中でプレイヤーと呼ばれる世界の主導者たちはどこを向いていたか。

まずは関心をもつこと。今の世の中他人事で済まされることなどほとんどない。身近なことから、地球の裏側まで「知らない」で良からぬことに加担してしまうことになりかねない。

特に、今日本人が知るべきは健康に関してかと思います。病気の元はなんなのか。

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