フィリピンのバタンガス州のサントトーマスはマニラから車で1時間半ほど。
町の市場には活気があり、通りに出れば朝から夜まで人々が動いています。
マインドオブジアースの第一拠点は、特定非営利活動法人熱帯農林技術開発協会のサントトーマス研修センター跡地。
●サントトーマス研修センターの概要
敷地面積 約2500平米
建物2棟敷地、約1500平米建物廻りのスペースを含む。
菜園スペース約1000平米。
当該区画は5ヘクタールの敷地内にあり、すべて塀で囲まれています。
建物
個室(トイレシャワー付き)4室。
2人〜3人用部屋4室。
各棟にキッチンがあり、ユーティリテースペースがあります。
水は電気揚水による井戸水。
燃料はプロパンガス。
しかし、放置された期間(約4年間)に泥棒が入り、電気、水道、ガスは使えない状態になりました。
現在は、
電気(電源は2ヶ所で延長コードが活躍)
ガス(調理用の一口コンロ)
水は雨水とタンクで運んで来る水道水
飲み水は購入(フィリピンでは普通)
●拠点の移転
この拠点は期限があり、2022年で契約が切れます。
以前とくらべて周辺環境が変わった事、本格的な生産活動をするには狭いなど理由はあります。
もっとも大きな理由は、Mt.マッキンリーからの朝霧がこなくなった事ですが。
メンバー、来訪者が安全で安価に現地で滞在するための拠点は必須です。
フィリピンでこれから展開していくことも見据えて、あらたな拠点を探していかなければなりません。
もし余裕があれば、多くの人がかかわり、意見を出し合い、協力して建てることができたら面白いなと考えています。
トラディショナルなフィリピン住居や竹をメインにしたデザイン建築など考えていると楽しいです。
●現在の状況
塀で囲まれた敷地内は、動物園化しています。
2017年に現地へ行ったときは、
バボイ2頭(原種のブタのペア)
ヤギ4頭(メス3頭、オス1頭)
鶏20羽強
犬と猫