どんな場所にも地域性、民族性というものがあります。
よそ者はそのギャップに苦労したり、楽しんだり。
それも住んでみなければわからなかったりします。
代々その土地に伝えられて残ってきたことは、しっかりとした根拠があります。
この場所より低い土地には住むな
この森は切ってはならない
なぜ松林は海岸沿いにあったのか
土地に根ざした考えや慣習、地域性はこれからも引き継いでいかなければならない大事なことでしょう。
それを失うことは民族の文化を失うことだと思います。
この先10年もすれば地方の過疎化や人手不足、土地の流出(好ましくない所有、活動)はより加速していくでしょう。
現在も始まっているこの問題に対して Mind of the earth はぴったりはまります。
まずは、志願者が拠点を作ること。
同時に何ができるか、適しているのか。
何が足りないのか、問題なのか。
地域の方が関わるのはもちろん、メンバー関係者も力になります。
私は農業を将来やりたくて、動いていた時期があります。今も終わったわけではないです。
今の農業、これからの農業はやりようです。
いいものを作っても需要に対して供給が多ければ二束三文。
何をどのようにどれくらい作り、どんなルートで誰にどのように買ってもらうか。
全て自分で考えなければなりません。
そのほかに農業の可能性を知ることもできました。
農業は規模や手法、作物によっては人手を要します。
イベント的に人手を集める人気のある作業もあります。
私も、草取りは心身に心地よく好きでした。
適材適所に振り分ければ農業に余る人はいないなと安易に感じました。
自然に直接関わり、無理をしない程度に体を動かして働くことができる農業は、その地域になくてはならない生業だと思います。
現在フィリピンで行なっていることもやはり農業が中心です。
しかし、 Mind of the earth の活動は農業に限ったものでありません。
その拠点で人、物、エネルギー、生き物でも何かしらを創り出し、それによって拠点が維持できればそれは成功です。
趣味や嗜好を楽しむための拠点が欲しいと思う人が集まり、その拠点を維持する仕組みを創り出せればそれは成功です。
飲食店でもいいです。
辺鄙なところにポツンとパン屋があったりしますが、そこでパン屋を経営していける仕組みがあればパン屋をできます
こうでなければいけないということは一切ないです。
やりたいことを好きな場所でやるために、 Mind of the earth のつながりが手助けできるかもしれません。
条件は、あなたの志願活動であること。
それによって現在ある様々な問題がその拠点から解決していきます。
Act Local , Think Global
地域で活動し、世界を考えよ