パパイヤは収穫が終わってからも、しばらく休むとまた花が咲き、身がつきます。
しかし、栽培する上では2回が限度。
それ以降は、実りが少なく商売になりません。
第1期のパパイヤは状態の良い木は残しますが、それ以外は全てカットし野菜用の畑にします。
続けてパパイヤはできないのでこれに適した野菜を挟みます。
できればバボイを挟みます。
パパイヤ2期はいつ始められるのか。
予定では来年の1月29日に別の場所で栽培を開始します。
第1期と同じ日にちです。
そこは同じビロックビロックの土地ですが、道路を挟んだ反対側の土地で現在大きな木もある藪です。
大変な作業ですが、鋸とボロ(フィリピンの万能ナイフ)で少しずつ進めるしかないです。
そこで出た木材で炭を作る予定です。
突然ですが、今回新たにMind of the earthのメンバーになってくれたフィリピン人の方がいます。
ビロックビロックの畑のすぐ隣に住んでいて、畑の日々の管理を任せているおじいさん。
ロディさんです。
何をしても絵になる渋さが光ります。
彼の日々の仕事を少しでも楽にするためにと、今回来ていた日本人メンバーの方が刈り払い機を購入してくれました。
Kawasaki製でエンジンはほぼ原付。
パワフルな一台です。
これで作業もはかどり、どんどん増えていく作業の助けになりそうです。
もう一つ大まかな予定としては、来たる12月に向けてチリを栽培します。
フィリピンでは12月はまるまるクリスマス。
野菜も肉も米もタクシーも全てが値上がりします。
1本の木で1キロ獲れるとして、1000本。
今の時点で1キロ800ペソ。
単純計算800,000ペソということでパパイヤやってる場合ではないですね。
まぁ自然のペースでしかことは続かないので、流れに乗るだけです。
他にも葉物野菜、根菜、マメ科などタイミングの違うものを組み合わせて空いてる時間、空いてるスペースに植えていく予定です。
まだ市場などでは見ないですがハーブ類も簡単なので売り先を見つけて始めたいです。
新たに観葉植物の苗も育てていました。
話が広がりましたが、パパイヤ2期をやる上でまた設備を整える必要があります。
道路を挟むので水やりのためのホースをまた導入。
堆肥や資材を置く、休憩するための小屋も新たに必要です。
いろいろ計画はありますが、一番懸念していることは人手です。
すでにギリギリですし、若者はいません。
現地で働く若者を育てることは急務だと感じています。
実は今年ロディさんともう1人雇っていた若者がいたのですが、彼は給料日の後3日間は仕事に来ないという欠点(向こうで若者は何かとそーらしい)があり、アリエル氏がクビにしたそうです。
Mind of the earthのメンバーとして20代、30代のワーカーがいてくれればエリアも広げられるし、安定もするでしょう。
まずは彼らが充分に暮らせるようなモデルを作らなければなりません。
結局は今やっていることを着実にやっていくだけです。