SantoTomas

Strong Eater Baboy

強食豚という言葉はないですが、言いたいことはうちの豚たちは食欲が強いということです。

餌やりをしてから食べ終わるまでの時間がとにかく早いです。

言葉で言うより見たほうが早いということで、今度餌やりの動画をアップしようと思います。

しばらくお待ちください。

鶏もヤギも犬も一緒に食べる

 

 

 

 

 

 

 

では、最新のバボイ情報をお知らせします。

バボイは現在、母豚が妊娠中。

その子ども6頭は健康に育ち、メス2頭が妊娠中。

オスは、3頭。

はい、数が合いません。

 

実は9月23日にオスを1頭食べました。

9月23日は今回初めてフィリピンへ来てくださった日本人のゲストが、2週間の滞在ラストの日。

命の重み、オーガニックでのびのび育ったバボイの美味しさ、次々にやってくる仲間との宴会、家畜という仕組み。

いろいろなことを感じさせられます。

確かなことは、これも一つの循環であり、私たちは肉になった命に感謝をするということ。

フィリピンでは食べられるところは全て食べます。

 

 

 

 

 

 

 

 

半日かけて男3人で解体、調理。

大勢で出来たての料理を囲んで酒を飲む。

大変ですがとても楽しく、貴重な経験です。

 

最新のバボイ情報に戻ります。

現在妊娠中のバボイ3頭ですが、予定では11月末から12月頃に出産するのではないかということです。

そうなると、初めてのメスが6頭、6頭。

2回目のメスが8頭くらい産めるので計20頭のベビーがやって来ます。

嬉しいことですが、今の体制ではとても世話できません。

 

アリエル氏のプランです。

ビロックビロックの拠点に子豚を生後1ヶ月から販売できる大きさまで育てる施設を作ります。

これにかかる経費は少なくできるということですが、維持コストは結構かかります。

だいたい半年かけて育てますが、毎週の餌代は1ヶ月で15000ペソはいくでしょう。

[現在バボイ6頭で一週間に約1000ペソ]

 

この餌代というのは、毎回買う米糠のみのコストで、そのほかに近所でもらう残飯やココナッツの加工場でもらってくる餌は含んでいません。

将来的には、今後連携する米農家から米糠は賄えるようにしたいところです。

また、畑をしまう際にバボイを放つことで土が肥え同時に耕されるという農畜混合農業も目指したいところです。

 

ビロックビロックの生育場とは別に、アリエル氏の拠点では母豚と選ばれた父豚をこれまで同様に飼います。

妊娠中の世話は気を使わなくてはならないからです。

サントトーマスの現在の拠点では7頭前後。

それ以上は不可能だそうです。

 

今後サントトーマスの拠点でも柵を設け、バボイを隔離します。

柵の中に母豚用の小屋も建てます。

これによって敷地内の緑を取り戻し、野菜の栽培も再開します。

一定期間で移転して、バボイによって土を肥やす循環を作ります。

敷地内には草も生えない

 

 

 

 

 

 

 

実はこの農業とバボイを循環させるということが最も重要。

それによってなぜ必ずしも効率的ではないやり方をして来たのか、育てて売るだけなら他にもやり方があるのにということが顕現されます。

今はその準備期間。

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